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2012年5月31日 (木)

王様のホームタウン 第3巻(完結) 原秀則著 感想 ・・・そして町おこしとは?

日笠満は常に勝ち続けなければならないんだ!
いかなる場合でもだ!

このコたちをバカにしたのは許せない!
このコたちに・・・謝ってよ!

Dscn1963

 私の大好きな漫画家、原秀則先生の最新刊が発売になりました。
第1巻の感想ブログがまさにちょうど一年前の5月30日でした。
一年かけて・・・・野球でめざす町おこし、完結!

「王様のホームタウン」 第3巻
役場ガールが挑む「野球で町おこし」ストーリー インプレッション

第1巻の感想はこちら
第1巻特典・サイン入り生原画当選のブログはこちら
第2巻の感想はこちら
冬はなびの感想はこちら

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●前巻まで

千葉県の片田舎、花音町(かのんちょう)の役場で働く新人OLで主人公の渋井杏子
合併対策、そして町おこしのために彼女は突如町おこし特命室長に選ばれてしまう。

杏子ちゃんが目につけたのは野球の世界でスーパースターだった日笠満
彼に高校野球の監督をやってもらえば、町おこしになる!!

日笠本人もやる気満々だったが、当然ながらいろいろな障害が出てくる。
特に元プロ野球選手が高校野球の監督になるにはかなりの制限があり、現状では不可能
・・・の筈だったが、いろいろな力や思惑が働き、無事日笠は花音高校の野球部監督に就任する。

ところが日笠の野球、日笠の監督は本能に基づく野球だった。
その本能だけで行う采配や連取は、日笠目当てで入学してきた子達も巻き込み、
酷い状態になって行ってしまいます。
そしてそのたびに東奔西走する杏子ちゃん。

さらになんと・・・その努力も虚しく、なんと日笠はさっさと花音高校を見限り、
なんと同じ千葉県の名門、龍大一高校の野球部監督に就任してしまった・・・・

Dscn1966

●あらすじ (ネタバレ注意:オチは書いていません)

あたしたちと一緒に甲子園に行くんじゃなかったんですか!?

突然の寝返りに日笠相手に本気で怒る杏子ちゃん。
しかし、帰って来た言葉は酷いものだった。

ムリだ!花音高では甲子園に行けない!

常に勝たなくてはいけない宿命を負っている日笠は、花音高校では甲子園に行けないと、
本当に見限っただけだったのだ。

だが裏ではいろいろ政治的なものが動いていた。
それを知った花音町長の森下健雄は野球での町おこしをあきらめ、産廃建設に方針を移行する。

残された花音高校の野球部員、そして杏子ちゃん。
経営コンサルタントの蜂谷三成の推薦もあり、そのまま杏子ちゃんは花音高校の監督に就任する。
そして、蜂谷は部長として、野球部員を鍛える。

蜂谷は過去ドラフト会議で指名されるかどうかまで行った、実は野球の実力者だったのだ。
日笠目当てでやってきた新入部員も、元々持っている素性はすばらしいものがあり、
特にピッチャーの巽(たつみ)は甲子園に行けるエースとしての実力を持っていた。

いろいろ有ったが、部員達は杏子ちゃん同様、日笠への反骨心で強くなっていった。

ついに始まった県大会予選。
去年の強豪でも一方的に勝つほど強くなった花音高校部員達。
順調に勝ち進み、そしてついに準決勝戦、日笠監督率いる龍大一高と戦う。

試合は一進一退!!好ゲームとなる!!
4-3、1点差で負けたままついに迎える最終回。
果たして花音高校は逆転できるのか?それとも・・・・・

花音高校は甲子園に行くことが出来るのか?

そして、町おこし問題はどうなるのか・・・・・

杏子ちゃんのがんばりに立ち上がったのは、とある人物でした。
そして、その人に立ち上がることをお願いした人物は・・・・

Dscn1961

●感想

いやあ、王道でした。
ストーリーは王道で、本当に楽しめました。

・・・・が、日笠は最後まで日笠でした。
もう少し良い奴、というか考えて行動してるのかなって思いましたが・・・
最後まで日笠でした(笑)

この作品、物語の展開や盛り上がりのため、最後話の中心は野球の試合内容1本でしたが、
その裏では本当にいろいろな物語が繰り広げられました。
まさに町おこしの物語でした。

この作品のタイトル、「王様のホームタウン」
「王様」は、この町からでたスーパースター「日笠満」のコトですが、
私は2巻の時点ではこの「王様」という表現、
「王様ゲーム」とかで使う悪い意味の王様で、それはまさに日笠満のパーソナリティそのものだと思っていました。

・・が、3巻を読むと違うような気がしてきました。
町おこしをするために、その人達が日笠満という人間を「王様」に仕立て上げたんですね。

花音町の王様は日笠満。接待の場面なんかは本当にそんな感じでした。
だからこの作品のタイトルは

日笠満を王様に担ぎ上げたホームタウン花音町

という気がします。
町おこしとはどういうコトなのか、そしてそれに携わる人々の思い、思惑。
舞台を作る人々と、そこで踊らされる役者達。
全てがうまくいけばよいが、また、全ての人達が心からそれを望んでやっていればよいが、
実際はそうじゃない。現実は全然違う。

では、そんな中で一番大変なのは・・・やはり舞台の上で観客の前で演じる役者達なのです。
この作品で言えば杏子ちゃんと、花音高校野球部員達。

でも、一番変わっていくのも、成長していくのも舞台の上の彼ら達・彼女達なのですね。

1巻1話で

あたしはこんな町のことなんてどォ~~でもいいのォ!

といっていた渋井杏子ちゃん

3巻ラストではちょっとだけ前向きに変わっています。
その時の顔をみると、杏子ちゃん成長したんだなぁって思いました。

今の彼女なら、きっと・・・いつかきっと町おこし成功するんじゃないかと思います。

原秀則先生、すばらしい作品を本当にありがとうございました。

また、原先生のブログ によると、次期作品も野球のお話になるとのこと。
テッド・フルモト著の小説「バンクーバー朝日軍」だそうです。
これも楽しみです。連載開始が待ち遠しいです。

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●町おこしとは・・・聖地とは・・・

 今、地方は町おこしで人を呼んで、経済を活性化しようと躍起になっています。
そんななかで、有名人がその地方出身ならば、その人を担ぎ上げる(=王様にする)のが一番手っ取り早いです。

 日笠満と同じようなものでは、石川県能美市の松井秀喜ベースボールミュージアムなんかがそうですよね。
○○県親善大使という名前で有名人が使われるようになったのも町おこしでしょうね。

 そして、最近で多いのは私の畑ですが(笑)、アニメやマンガで町おこし。
ゲゲゲの鬼太郎の作者水木一郎先生の出身と言うことで町おこししている鳥取県境港市などの、
日笠満パターンもあれば、最近流行の「聖地」による町おこし。

これが最近・・・・個人的な意見ですが・・・・花音町状態になっていると思えて仕方有りません。

「聖地」というのはその街でアニメのキャラが生活し、同じ場所を共有したいとアニメファンがその場所を訪れてくれることにより、経済の活性化をしようという試みです。

最近で成功を収めた(と思われる)のは、
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の埼玉県秩父
「花咲くいろは」の石川県湯涌温泉
「たまゆら~hitotose~」の広島県竹原市
・・・でしょうか。まだまだたくさんありますが私の感覚ですとこの3つです。

そして最近の作品では
「あの夏で待ってる」の長野県小諸市&木崎湖
「輪廻のラグランジェ」の千葉県鴨川市
「夏色キセキ」の静岡県下田市
・・・残念ながらこの3作品に関しては私は良いイメージを持ちません。
なんというか・・・花音町長と同じような考えなんじゃないかな・・・って思えてしまいます。
その作品のなかでその場所が本当に重要だから描いているのか、
単なる大人の事情でその場所にしないといけないから描いているのか・・・

残念ながら「輪廻のラグランジェ」や「夏色キセキ」は、日笠満と同じ「王様」に仕立て上げられているだけなのかもしれませんね。

・・・ちなみに「王様のホームタウン」の聖地は・・・・
千葉県安房郡ですね。3巻表紙の駅は「安房勝山駅」です。作中では安房片山駅になっていますが。
房総半島行くことあったら聖地巡礼してみたいです(笑)。
※安房郡は単に原先生が物語のモデルにしただけであって、今回のお話や、聖地ビジネス、町おこしの内容とは全く関係はありません。

Osama
128108806

そういう事を考えながら読むと、この「王様のホームタウン」という作品、非常に興味深く読むことが出来ると思います。

全3巻なので、そんなに負担もなく読めますから、もし良かったら読んでみてはいかがでしょうか。
面白いと言うより、いろいろ考えされられる作品だと思います。


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コメント

凄いですね、本人からコメントがあるなんて。
あちらには書き込むのが恐れ多くてこちらに・・・

町おこしって難しいですね。
コナンや両さんは銅像が有って、どちらも被害にあっているそうで残念です。

らき☆スタ、けいおんも有名ですね。
町自体が舞台になっている場合は作為的な事情を感じてしまいますねぇ・・・
作画のレベルが上がったのも問題なのかもしれません。
4クールプリキュアは特定できなくするのが決まりらしいですが、
 費用もクール数も違いますからねぇ。 例外的には劇場版で初めて横浜を舞台にしてます。

>ぬる~くまったりと さん
1巻のブログを書いたとき、突然コメントをいただいたんですよ!!
その時は心臓が飛び出るかと思いました。
原秀則先生は、高校時代からのファンでしたので、もう感激で・・・。
でも、一年経った今回にもコメントいただけるとはまさか思ってもなく・・・
コメントいただいた以降舞い上がっています(笑)。

らき☆すたは聖地巡礼大成功したパイオニアですよね。

スポンサーがつきにくく、円盤だけが収入源の今のアニメにとって、
聖地ビジネスはアリだと私は思うんです。
・・・が、それが行き過ぎちゃったのかなと思うのが鴨川と下田かなって・・

銅像とかに悪さする人々がいるというのも・・・寂しいですよね。
アニメ視て、みんながその地に行きたくなって、そして行ったら楽しい気持ちになって、
地元も経済的に潤って、アニメ会社も地方がスポンサーになってくれる。
みんながWinになる聖地が一番いいんですよね・・・。

聖地に関しては前に出過ぎてもダメ。かといって解らないのもダメと、とても難しいジャンルですよね。
最初に゙はがない゙レベルで表に出す。良くでいろば。次第に゙けいおん゙レベルになり最後に゙らきすだレベルで街が協力まで行ければ最高ですよね。
僕は地元でもあるので゙はがない゙は感動物でした。

>たーさんさん
そうなんですよね。アニメ作品の中にさりげなくその場所が描かれている。
そして、それを地元の人たちやアニメファンが見つけ、次第に人が集まっていく・・・
らき☆すたはそれの最たるもので、一番成功した例ですよね。

最近はまず前に聖地を作り、そこに人を集めようという流れですから、
たまゆら~hitotose~のようにうまくやるのは大変だと思います。

西岐阜駅、先日大垣に用事があったので電車で行ったのですが、その帰りに寄り道して降りてきました。
はがないカラオケの聖地と知ってると、私のようなおのぼりさん聖地好きはその場所に行くと、寄りたくなるものでして・・・(笑)
しかもそれが地元ですとやっぱりうれしいですよね。

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